モンキーファイト
Blog|更新日:2021年7月16日/金曜日
6おはようございます。講師の鷲見です。
本日は、この写真です。
これらの写真は、以前大分の高崎山自然公園というところで撮れたものです。
野生のサルを間近でみることができます。珍しいな、と思いスマホでビデオ撮影をしていたら、突然ものすごい勢いでサルが喧嘩をはじめました。
野生の動物の争いはとても恐ろしく、とんでもない速度で格闘を繰り広げるため、目が追いつきません。
写真の右側に写っているサルはよく見るとお腹に子猿を抱えています。子猿を守るために必死なんでしょう。そう考えると尊く思えてきます。。
ところで、このような「喧嘩」と言うのは、英語で、’fight’ と言います。カタカナでもよく使われているため、耳馴染みのある表現だと思います。
‘fight’ は、体の取っ組みあいのような、お互いが物理的な力を持って相手と戦うことを言います。
人間社会ではこのような ‘fight’ はあまり見られませんね。その代わり、言葉を用いて、「口論」に発展する場合はしばしば見られます。
そのような、「口論」と言うのは、”arguement” と言います。’argue’ と言う動詞を用いて、’argue with -‘ で、「〜と口論する・議論する」と言う意味になります。
その ‘argue’ が ‘ment’ を伴い、名詞形になったのが ‘argue’ です。
サルなどの動物にも「鳴き声」と呼ばれている「声」があります。
彼らが用いる声は、あくまでお互いを牽制しあったり、危険を知らせる合図としての役割を果たしていると考えられています。
彼らなりの「コミュニケーション」はしているのでしょうね。
ただ、’arguement’ よりも ‘fight’ がとても頻繁に見られることから、話し合えるほど言語の汎用性はないのでしょう。。。
大分にある高崎山自然公園にいけば、本能に基づいた、迫力のある喧嘩を望むことができると思います。
本日は以上です。お読みいただきありがとうございました。
鷲見